有限と無限の間

真の生きる道を模索中。

我、休職中につき その3

暖かくなってきたと思ったのですが、夜はやはりまだ寒いですね。梅が咲いているのを見ると確実に春は近いんだろうけど。

本日病院帰りに「北海道新幹線一周年」というポスターを見かけて、もう一年経ったのか、ついこの前のような感覚です。去年の死産という出来事があまりにも自分に大きくて時間間隔がおかしくなってる様で、去年の記憶が既に曖昧です。

これは忘れようと忘れようと脳が私を守ってくれているのかな?

そうだといいな。

 

 

yaniyo.hatenablog.com

 

 

会社に連絡をしました。

とりあえず、当日は休むことにしました。夫も付き合って休んでくれました。(すまんのう)その後、上司に会社を辞めることを伝えようと思いましたが、一人じゃどう言っていいかわからないし、もういろんなことが不安でたまりません。体も恐ろしいほど痛いし、もうおかしくなりそうです。

急に辞めますなど社会人としてダメなのはもちろんわかってます。そんなすぐやめられないのも。だけど、もうこれしかないと思い込んでいるので、上司に言うしかありません。

私はある会社の正社員です。そして、親会社に派遣というかたちで出向き働いておりました。私の上司はその派遣先にもちろんいましたが、彼らは業務上の上司であり、会社内(昇進や人事効果など)の上司は別の事務所におり滅多に会うことはありません。まず、業務上の上司に辞めたい旨を電話にて伝えました。(上司もたまたま休みであったため)この上司は少し私の死産後の状態を話していたので、話やすい方でした。泣きながらごめんなさいと何故か謝っておりましたが、辞めたい旨と伝えられました。こちらの上司からは「頑張りすぎだったね。少し休みなよ」と言われました。ちょっとホッとしたのを覚えてます。そして人事上の上司から連絡させるからと言われました。社内での役割が違うため、そうなるのは重々承知なのですが、私はこの人事上の上司がすごい苦手で。というか嫌い、というか、恨んでおりました。(現在進行形)

死産した私へあまりにも配慮のない対応をする人でした。死産した人の産休を取るのは今まで会社で前例がないので受け入れられないと言われたり、これから死産する私の病院にお見舞いに行くから病院を教えてと言われたり。まぁ、なかなか香ばしい方でした。(現在進行形)この時の彼の対応に、病院の看護師さん、病院の先生、カウンセリングの先生、私の友達、夫共々「ありえなさすぎる」と皆呆れておりました。

 

しかし、むこうも仕事ですし、もちろん連絡が来ました。急に辞めたいと言われても困る。会社のルールでは1か月前から言ってもらわないと、と私の心配する自分の立場が困るという発言のオンパレード。それに辞めるのにもそれなりの理由がないと辞めれない、何か病名がつかないと形にならないと仰ってました。

死産して精神的に辛いことって、そんなに理由にならないかね?

私がどんなことが起こっているか分かってますよね?と思いつつ、どうやら彼を安心させるエビデンスがないと困るようです。

そんなに辛いなら病院行ってみたら?大丈夫?などもないんだものねぇ。

その電話が終わったあと私は以前通っていた胃腸内科の病院直行しました。こちらの病院は心療内科も兼ねており、死産した後すぐに1,2回通院してました。その時は今ほど症状がひどくなかったので、お守り程度に精神が安定する薬をもらっていました。

先生にもう仕事辞めたいです。もう私ダメです。と取り乱しながら今の状況を説明し、最終的には泣いていました。

先生は「会社を辞めるか辞めないかは今の精神が落ち着いてないときに決めてはいけない。まずは休みなさい。休職しなさい。診断書書いてあげるからね。大丈夫だよ。」と仰ってくれました。

それを聞いて私はまた泣いてしまって「迷惑かけてすいません。なんでこんなことになってしまったんだろう。なんで自分ばかりがと思ってしまうのです。先生にもお手数かけてごめんなさい」と言いました。

先生は「それは私の仕事ですから。」と仰いました。

(今思っても私の発言おかしいなぁ。何言ってるんだろう。。。なんで先生に謝っているのだろうか。。)

その伝家の宝刀をこと診断書を会社に提出することにより、私の休職生活が始まったのであります。