有限と無限の間

真の生きる道を模索中。

最終的決断

2月になってしまいました。

時が経つのは早いですね。。。といつも言ってるような気がするけど。。

さて、私は結局のところ、昨年11月末をもちまして会社を退職いたしました。

今はとてもすっきりしていて、とても心軽やかです。

私は元々落ち込みやすい人間であるのに、落ち込みもしていません。以前の私だったら『社会とうまく関われないダメな人間だ。。」と落ち込むところですが、そういった思いにはなりませんでした。

なんでかな?と思い返してみると、今回と今までと違ったところは、夫だけではなく友達に相談したところだと思ってます。

 

え?普通だって?

以前の私でしたら社会とうまくいってない自分をさらけ出すのがプライドが邪魔して友達にもしゃべれなかったんですね。

うん、いらないプライドですね。

もうプライドとか言ってられない私は勇気をもって何人か少ないですが、友達に今後どうしたらいいと思う?と相談してみました。

まぁ、話してみると満場一致で「辞めた方がいいよ。」だったんですけどね。

人に話すと客観性が芽生えてくるようで、友達からすると会社の私に対する扱いはとてもひどいもので、ある友達からすると「あんなにひどい目にあったところに戻るなんて。」と言われてしまいました。

いや、自分でもひどいなぁと思ってるんですけど、他人からみてもやっぱりひどいかなと。

会社は私の産後休業を認めてくれませんでした。病欠か欠勤扱いならいいけどという回答でした。調べてみたら妊娠4か月経っての死産は産後休業を取れるようで、ネットで調べてみたら同じように死産されている方は取得されておりました。会社に訴えても『前例がない』ですべて片づけられました。健康保険組合に連絡しても『死産は出産ではない』と言われました。じゃぁなんで出産一時金が出ているか甚だ不思議なんですが、認めて貰えませんでした。これがネックにもなり会社に行けなくなり休業することにも繋がったのです。

 

休業中の私は納得できないなら会社相手に声高に訴えるのも手なのでは?と思いながら私はそこでふと考えたのです。

 

果たして私は本当にこの会社にずっといたいのか?

納得できない状況で会社に居続けられるのか?

そもそもこの仕事は私がやりたいことなのか?

訴える体力、精神力はあるのか?

そもそもその事に労力を使いたいか?

 

私は死産してから本当に人生は、時間は無限ではなく有限なんだと知りました。

突然大切な人は遠くに行ってしまうかもしれないし、もちろん自分も思いがけず死んでしまうこともあるんだと知り、深く考えるようになりました。

生活するにはお金も安定も大切です。

だけど、大切なわが子を失ってみて本当に私にとって大切なことって何なんだろうと自問自答するようになったのです。

そう思ったら、『あ、会社ではないな』と思いました。

私は非正規雇用で働いていて、子供が欲しいと考えたとき正社員の方が何かといいなと思いました。産休も取れるし、長く働けるしと。しかし、残念ながら私には受け入れてもらえませんでした。もしかすると、死産せずに普通に出産していたら取れていたでしょう。(実際取れてる方も会社におります。)普通の出産ができなかったばかりに、マイノリティの死産という経験のため社会から会社から受け入れてもらえなかったのです。

私は自問自答しました。

こんな世界に居続けたいのか?

 

答えはNoでした。

 

非正規雇用から頑張って社会がいう良いという正社員になりました。結果はどうでしょう?私は正社員の恩恵を享受できない。頑張って頑張って社会に馴染もうと思っていたんだけど、どうやら今回は受け入れてもらえない。

 

それなら自分から出ていこう。

そして好きなことして生きていった方がいいじゃん!!

 

私は一つの社会とさよらなすることにしました。

そして私はまた別の社会に行くことを決心しました。

だって世界は社会は広く、決して一つではないことを友達から教えて貰えたからです。

 

今回体験したことは、本当に悔しくて悔しくて沢山たくさん泣いて、怒って、とっても苦しくて辛かったです。

でもこのことがあったから、真の自分の心、世間が決めたことではなく、社会が、他人が良しとすることでなく、本当の自分の大切なものとは何かと気づけたんだと思います。

 

その第一歩として、会社に辞める手続きだったのですが、辞めると伝えるまでのストレスは半端なかったです。だって、会社に不信感とトラウマしかないんだから。

勇気を振り絞って連絡してみたら、あれ?こんなに簡単でいいんですか?ってくらいスムーズに辞められたので、もし辞めたいと思っていても会社に伝えられないという方に伝えたい。

会社辞めるって結構簡単だよ。

 

てなところで今回は失礼致します。