有限と無限の間

真の生きる道を模索中。

また妊娠したいと行動した日々②

遅くなりましたが、次回からの続きです。8月初旬にすごく見てくださる方がいらっしゃったようでうれしかったです。牛歩のごとくですが、書き続けようと思います!

 

yaniyo.hatenablog.com

 

病院に行くことを夫に話したとき、夫は「必要ないんじゃない?」と言いました。死産したとはいえ、自然妊娠できたのだからというのが彼の意見でした。彼のいうことも最もなのは今だとよくわかるのですが、追い詰められているので行かなくてはいけない!!という強い意志だけがありました。

 

この時の行動は、何かをして気をそらせたかったのかなと思います。

 

なぜなら、死産したときに、こどもの検査もしてもらいました。こどもは染色体異常の子でした。お医者さんは我々に非はなく、どうしてそうなったかも今の医学ではわからないと仰ってました。

お医者さんには我々夫婦はなにも悪くないのだよと言っていたけれど、私は私が悪いんだとつよく、強く思っていました。なぜか夫が悪いとは思わなかったのは今も不思議なのですが、自分を責めることで、こどもは亡くした苦行から逃れたかったんだろうなと思います。

 病院に行くことで、自分の体の悪いところがわかって、これでこどもを諦められる。

そんな気持ちで病院へ行きました。

 行動は前向きにみえますが、気持ちは全く前向きではありませんでした。

 

 

病院選ぶ基準は①不妊外来を専門にしている、②こどもを連れてくるのが禁止である、③家からなるべく近い、④男性不妊も調べてくれるところを選びました。

 

予約を取ってから病院に向かうとそこにはたくさんの女性はおりました。

 

みんな不妊で悩んでるのね。。。

 

そう思うと自分だけ辛い思いをしてるわけじゃないんだなぁと少し思いました。

 

けっこう待たされて呼ばれると、まずは看護師さんからカウンセリングを受けました。今までの妊活の状況を話さなくてはいけないので、死産した話もしました。話しながら泣いてしまいました。

すると看護師さんは、

「死産は大変だったけれど、それはやはり卵子の老化が原因です。死産のことは忘れて前に進んでください。」

とはっきり仰いました。

 

とてもきれいで、若い看護師さんでした。

死産は忘れてに涙が引っ込んだ。

この人はこどもができなくて悩んでる人とか、死産して辛い人の気持ちはまずわからないんだろうなぁ。

性格の悪いわたしは

「くそ!きれいで若いからって!将来不妊に悩め!この野郎!」と心の中で悪態をついた。まぁ、すでにこどもがいるかもしれないし、こども欲しいと思ってもいないかもしれないけれど。あと、きれいとかあんま関係ないけど。

 

でも、「死産して気持ちがわかればいいんだ!!」とは思えなかった。

 

やっぱり死産は辛い。とっても辛い。

私の知ってる人にも友達にもできれば世界中の女性がこんな重い経験してほしくない。みんな安心して出産できればいいのにな。

 

でも、そうはいかない世の中に軽く絶望を覚えた。

 

看護師さんは前向きになってもらいたくて仰ったのかもしれませんが、死産により心が崩壊している私にとっては「この病院なんかやだ・・・・。」と思う最初のきっかけになりました。

 

 

てなわけで、私のはじめての不妊外来は不信感いっぱい!で幕を開けました。

次回、先生の診察!!さて不信感はどうなってくかな?

 

と、こんなところで失礼します~~。