妊娠は病気ではない
私は妊娠してました。
しかし、途中で妊娠が終わってしまいました。
死産したからです。
そんな私ではありますが、私の妊娠がどんなものか書こうと思います。
妊娠してまず思ったのが「妊娠は病気じゃない」という言葉。
これにまず違和感がありました。
確かに病気ではない、だが辛いぞ!!!
というのが第一の感想でした。
私の妊娠時の症状は、
疲れやすい、
動機息切れ、
お腹が張る、
気持ち悪い、
頭痛する、
乳が張る、
足が浮腫む、
吐き気がする、
という感じでした。
日々体の症状が目まぐるしく変化します。そして精神も。
そんな中日頃の生活、仕事、家事、等々をこなさなくてはいけないのだから、そりゃ辛いのです。
妊娠は病気じゃないのだから辛くても我慢しろ、怠けるな、甘えるな的な意味で「妊娠は病気ではない」という言葉を生み出しているとすればそれは鬼の所業だと思いました。
実は私は妊娠前は結構な健康になっておりましたが、以前は結構虚弱な体の持ち主でした。
私の虚弱の症状は、
気管支喘息(咳、息苦しさ等)
アレルギー
頭痛
腰痛
背中痛
ウィルス性の胃腸炎
下痢
過敏性腸胃炎
などなど。
この状態でありましたが、妊娠時と同じく仕事して、家事して、生活しておりました。
毎週点滴しながら仕事してたなぁ。(休めや)
うん、辛かったなぁ。(遠い目)
正直、こんな辛い症状のなかでも生きてきたのだから、妊娠しても悪阻などで辛くても耐えられると思っていました。
うん、甘かったよ!!!!
病気も妊娠も同じくらい辛いよ!!
赤ちゃんがいるから耐えられるとかそんな問題ではなく、辛いものは辛いのであります。
なので私の答えとしては、確かに妊娠は病気ではないけれど、同じくらい大変辛い症状がでるということです。
妊娠は、人によって千差万別でつわりがひどい人、まったく大丈夫な人、初期のころ辛い人、後期から辛い人、ずっと辛い人と色々おるようです。
病気も世の中には色々なものがあります。私が知らないものもたくさんあるでしょうし、症状が重い人、軽い人、本当にいろいろだと思います。
妊娠は病気ではないという言葉がどのような意味で生まれてきたかは定かではないのですが、妊娠は病気ではないという言葉にもし苦しんでおります方がいるとしたら、辛いものは辛いと思っていいと思います。母性がどうとか、母親だから我慢しなきゃとかどうでもよいのです。
自分が思う通り、まずそのままの自分を感じていいのです。
無茶してはだめですよ。
最後に、妊娠中の方、これから妊娠しようとする方、私と違って無事に妊娠期間を経て、出産、子育てまでできるよう心から祈っております。
ではでは。