また妊娠したいと行動した日々③
なんだか少し秋めいてきました。日差しが柔らかく、風が秋っぽい感じです。
まぁ、まだ暑くはあり、湿気にやられている私ではありますが、季節でもなんでも確実に変化していくものなのですね。
前回の内容は、不妊専門の病院に行きカウンセリングで看護師に死産の原因は私の卵子が高齢であること、そして、死産はもう忘れてしまいなさいと助言をされ不信感がニョキっとはえてきたところで終わりました。
今、現在、少しは冷静になってこの発言で思うことは、
まず、調べてもいなにのに、端的に原因を勝手に言ってしまうのは医療を携わる看護師としてどうなんだろうかと思いました。
私は死産後原因を医学的に調べてもらいましたが、担当医から原因は不明と言われました。このことを看護師さんに伝えなかったのは、また何か言われて傷つくのが嫌だったんだろうなと思います。そう思うと患者である私は既に心を閉ざしていて、カウンセリング失敗やんけ!!というのが正直な感想です。
死産のことは忘れて次に行こう発言は、人の辛さがわからない人なんだろうとは思いますが、不妊治療の病院に来ているのだから、励ます意味で言ってくれたかもしれないなと今では思えます。
この件で、私は人を励ますって本当に難しいことだとわかりました。
良かれと思って言った発言で私もこの看護師さんと同じように私も誰かを悲しませてきたことがたくさんあったんだろうなぁと。過去を振り返る機会にもなりました。
そう思うと、私もこの看護師さんのことを言えるような立場ではないのかもしれません。
さて、看護師さんというひとつのダンジョンを終わらすと、ラスボスのお医者さんです。
診察室に入ると、年齢などを確認されてとりあえず、婦人科特有のあの特殊な椅子にス座って、子宮の中を調べてもらいました。
「もう少しで排卵しそうだね。子宮膜もいい感じだね」
と言われたのを記憶してます。
そうか、私にはまだ卵があったのね。。。なんて思った気がします。
お医者さんより、どうやって治療していきますか?みたいなことを言われて、実は何も考えていなかったことに気が付きました。
この先こどもが無理であろうことを確認するために病院に行っているので、今後の展開?など特に考えていなかったのです。(なんて後ろ向きなんだろうか。。)
「とりあえず、タイミング法を。。」なんて言ったような気がします。
するとお医者さんは
「まぁ、まずは、色々調べてみましょう。」
そう言われると私は食い気味に
「是非お願いします!!!」とそこだけ積極的でした。
「血液検査や、卵管造影剤で卵管を調べるのがありますが、どうしますか?」と言われて、
「基本的な検査はとりあえず全部お願いします!!」
この時の私はやりきった感満載でした。これで当初の目的は果たしたぜ。。。
続けてお医者さんは、
「タイミング法だけど、あなたの年齢だと3回くらいやったら、次にいったほうがいいですよ。もう高齢なんですから、とにかく急がないと。タイミング法もやらずに次にいくことを私は勧めます。人工授精もそんなに意味ないですよ」
みたいなことを言われてぽかーんとする私。そうか、不妊治療外来だもの、積極的に治療するわけだよな。自分の体が悪いだろうところを調べて子供を諦めるために病院来る人ってそんなにいないよな。。しかし、こんな心づもりな人間がいきなり高度な不妊治療するのは何かがおかしい。。
考えた末私は、
「とりあえず、体を検査して結果が分かってから治療法を考えたいと思います。それまではタイミング法で様子をみてみたいです。」
私はこのように答えました。
お医者さんは、
「わかりました。とりあえず、排卵しそうなときにもう一度来てください。〇日です。それと、血液検査をするので処置室に行ってください。今日はこのくらいになります。」
「はい、わかりました。どうぞよろしくお願い致します。」
その後、血を抜かれて、次の予約をして支払いをして帰りました。
どっと疲れましたが、とりあえず、病院には行けました。
帰ってすぐ寝たのを覚えてます。
次回、検査結果に驚きの巻です。
それでは、この辺で失礼します~~