有限と無限の間

真の生きる道を模索中。

また妊娠したいと行動した日々⑧

寒いですね。冬なので寒いのは当然ですけど、寒いのが苦手過ぎて心も体も疲弊しちゃう。。。なんか暗くなってしまうんですよね~~。動きたくなくなるし、外にも行きたくなくなるし。てか、まぁ、穴の中に入って誰にも邪魔されず包まっていたいとか考えるタイプの人間なので、寒さがネガティブにいきがちです。

 

yaniyo.hatenablog.com

 

前回のエントリーでわたしはただ自分の罪に罰をつけてもらいたいがために不妊治療の病院に通っていた迷惑な患者だということが判明しました。

前向きに妊活しているようで内心後ろ向きにもほどがあります。

 

タイミング法を3ヶ月することにしたわたし。

病院には排卵しそうな時期に病院に行って、卵の育ち具合を先生に診てもらい排卵しそうな時期を先生が見定めこの日にセックスしなさいとお達しがあればセックスをし、受精しなかったら生理が来て、また排卵しそうな時期に病院へ(以下略)

という感じでした。

 

病院では排卵しやすいように薬を処方されたり、子宮膜は少し薄いときはまた薬を処方されたりとお薬を飲むこともありました。

排卵を促す薬を飲んだら気持ち悪くなり、こりゃ妊活って辛いんだな。薬を色々飲む必要があることを知り女性はなんて大変なんだと実感しました。

 

排卵時期にまだ時間がかかりそうな時は、2,3日後にまた来てねと先生に言われた時は今は無職のわたしだからいいけれど働いている女性や育児・介護など家庭の事情がある女性も他の予定が立てられない苦労をしりました。

 

私は確かに死産した辛さも味わいましたが、妊活するってこれもまた大変なことを知りました。

自分ばかり辛いわけじゃないんだよなと思いました。


で、私のタイミング法ですが、

3ヶ月やりまして、

 

すべてうまくいきませんでした!!!

 

毎回血のついたパンツを見ていて号泣していました。

 わたしって何もうまくいかないんだ!!と悲劇のヒロインやってました。

 

タイミング法は、医者がこの日セックスしてね!!と言われてセックスしなくてはいけないロマンのへったくれもない世界です。

そう、夫が乗り気じゃなかったんですよね。

やれ!!といわれてそう簡単にできるもんでもないわけで、人間とはデリケートな生き物なのです。

 

あれはタイミング法3回目の時です。

この時もパンツを見て号泣してました。

トイレにこもってパンツを見て号泣しているってかなりシュールですが、そのパンツを見てわたしは、

 

あれ?私ってこども欲しくってそもそも夫と結婚したかったんだっけ?

 

と原点に急に立ち戻りました。

 

そう、わたし そもそも こども そんなに好きじゃない。

夫と結婚したとき、別にこどもはいいかな?なんて思ってた。

夫と楽しく生活できたらそれでいいなぁと思ってた。

そして自分の好きなことを仕事にして稼げたら最高だなぁ

 

なぁんて思ってた。

 

なのに なんで、わたし 血のついたパンツ見て 号泣してんだ?!?!

 

夫と楽しく生活するのにタイミング法で医者から言われた日にセックスするのが果たして楽しいのか?

そのタイミング法でセックスがうまくいかなくて、夫とギスギスするの全然楽しくない!

 号泣ばっかしてたら、そもそも好きな仕事なんか就けねぇぞ。

てか、このままだと夫との生活も、自分の人生も全くもって楽しくないじゃないか!!!

 

 血のついたパンツで号泣する人生より、好きなことして生きていく方がよっぽど楽しくないか!!!

 

血のついたパンツ。それはとても奥の深いものでした。

 

私はこの日より不妊治療の病院に通うのをすっぱり止めました。

元々あの病院と私は相性が悪かったのです。

そして、夫にも妊活はもう辞めると宣言しました。

夫は少しほっとした顔をして「そうだね。それがいいよ。俺もあの病院好きじゃなかったし。これからはやんちゃん好きなことしていこうよ」

と言ってくれました。夫にも謎にプレッシャーを与えていたことを反省すること山の如しでございました。

 

そして、私は人生好きなことをしよう。

さあ、何しようかな?とルンルンな気分でいたある日、妊娠していることに気が付いたのでした。

 

 

以上

また妊娠したいと行動した日々 完